ブルーベリーが健康に良いとは?働きを知れば試したくなる

ブルーベリーがあなたを健康に導く

ブルーベリーとは、ツツジ科スノキ属に分類されるアメリカ北部原産の落葉低木果樹で、実が美しい青紫色に熟することからその名前が付けられました。

20世紀に誕生した果実ブルーベリー、日本でブルーベリーが認知されはじめたのは70年代頃です。そのあたりから日本国内での栽培が徐々に増え始め、今ではジャムやヨーグルトなど世の中で広く認知され、誰もが知る果実となりました。

熟した実は非常に濃い紫色で、「アントシアニン色素」と称される水溶性の色素が含有されています。

このアントシアニン色素は「目の健康に効果がある」とここ数年言われ始め、目を酷使する方々から注目を集めはじめました。

アメリカ合衆国が原産のブルーベリーは、大昔、ネイティブアメリカン(アメリカ合衆国の先住民族の総称)によって食されてきました。

19世紀中期まで、野生のブルーベリーは土地権利に関係なく自由採集されていましたが、1865年頃、軍隊に果実が与えられ始めたことをきっかけに食品として商売対象になりました。食品として高需要となり、ブルーベリー株の管理も進み栽培化が整備され、全世界へも広がりました。

世界中にブルーベリーの名が高く認知され始めたのは、第2次世界大戦中のとある事が始まりです。

ブルーベリージャム好きの英空軍の優秀なパイロットが、日々ブルーベリージャムをたっぷりとパンにつけて食していたところ、その英空軍パイロットが、夜間飛行の最中に「薄暗くなった中でも克明にあたりの景色が見えた」と話したのを皮切りに、伊、仏の学者たちがこぞって研究を始めました。

その結果、アントシアニン色素がヒトの目の働きを良くするということが発見され、今では「ブルーベリー=目に良い」が当たり前になりました。

日本でも、目の健康に良い果物として認識されている人が多いと思いますが、じつはこの果物、決して目に良いだけの食べ物ではありません。その他にも優れた健康効果を持ち合わせています。

ブルーベリーは、植物繊維が豊富に含まれている果物です。

食物繊維とは、人間の健康にとても役に立つ栄養素のひとつで、この栄養素は腸の中にある余分なものを体外に排出する働きがあります。

バナナやミカンやイチゴなどにも食物繊維は多く含まれていますが、果物の中でもブルーベリーは特に食物繊維の量がたくさん含まれています。

その理由は、果物の皮の部分に秘密があります。

じつは、果物の皮に中に食物繊維が豊富に含まれていて、バナナやミカンは皮ごと食べませんが、ブルーベリーは皮ごと食べれるので食物繊維がたくさん摂れます。

お腹の健康のために食物繊維がたくさん摂れるブルーベリーはおすすめです。

また、ある研究結果でブルーベリーは体力の衰えにも効果があるとわかりました。

ネズミを使った実験で、それぞれにイチゴやほうれん草、ブルーベリーを与えて専用のランニングマシーンで運動させる実験を行ったところ、ブルーベリーを食べたネズミが一番運動時間が長かったそうです。

この実験結果から、体力の衰えに有効的な働きがブルーベリーにはあると言われています。

さらに、ブルーベリーは高血圧を予防する働きがあります。

高血圧になると心臓病や脳卒中など重い病気を引き起こす原因になりますが、これも動物を使った実験で高血圧を防ぐことが立証されています。

ブルーベリーに含まれる健康成分が高血圧を抑え、その血液が固まる原因となるコレステロール値を下げる働きがあります。

ブルーベリーには、血糖値を抑える働きもあります。

人間が体の中で必要なエネルギーを生産するためには、糖分が不可欠です。

細胞の中に糖分が取り込まれて、はじめてエネルギーが生産されます。この糖分を細胞へ取り込むために活躍するのがインスリンと言われるホルモンです。

このインスリンが減少したり、全く機能しなくなると「糖尿病」になります。

このインスリンホルモンの働きが無くなると糖分が血中から細胞に届かなくなり、血液の中で糖分が溢れてしまいます。その結果、細胞は糖分が得られずにその活動を止めてしまいます。

糖尿病は予防や治療を怠ると死に至る恐ろしい病気です。

この病は血糖値を以下に抑えるかが重大なカギになります。ブルーベリーは血糖値を抑える働きが高いとされ、まだその健康効果について詳しい仕組みが解明されていませんが、ブルーベリーを食べるだけで血糖値を抑えられるのなら良いと思いませんか?おすすめです。

花粉症アレルギーにも有効

春先から少しずつ暖かくなってきたこの時期、日本中で騒がれるのが「花粉症」です。

そんな花粉症でお困りの方に朗報です。ブルーベリーには、この症状を抑える働きがあります。

花粉症とは、目のかゆみやくしゃみ、鼻づまりや鼻水のアレルギー反応を起こす症状です。

花粉症は、体内に存在する免疫が原因です。

免疫が外部から侵入する様々な病原菌や異物から体を守る働きをしてくれます。

この時、免疫が花粉を異物と間違って判断してしまい、体外に出そうと働きます。その防御する過程で体の中では、ヒスタミンという物質が生産されます。

このヒスタミンが花粉症アレルギーを引き起こす原因そのものです。

ある研究者が2匹のマウスを使い、片方には一般的なエサを与え、もう一方にはエサにプラスしてブルーベリーを与える実験を行ったところ、ブルーベリーを与え続けたマウスは花粉症になりにくいと研究結果が発表されました。

ブルーベリーの中に含まれるビルベリーが、花粉症の原因となるヒスタミンの量を減らす働きがあるとされ、このことからアレルギーを抑える働きがあると言われています。

毎年、花粉症で悩まされている人はブルーベリーを試してみましょう。

ブルーベリーは育てやすく、場所もとらず、手軽に楽しめる小果樹です。生食のほか、ジャムやホームメイドのスイーツなどにも使えます。
出典:https://www.shuminoengei.jp/